運行管理者(貨物) 過去問
令和6年度 CBT
問15 (道路交通法関係 問3)

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問題

運行管理者(貨物)試験 令和6年度 CBT 問15(道路交通法関係 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

道路交通法に定める追越しの方法等についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
  • 車両は、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路において、他の車両を追い越そうとするとき(道路の中央から右の部分(以下「右側部分」という。)を見とおすことができ、かつ、反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合に限るものとし、道路標識等により追越しのため右側部分にはみ出して通行することが禁止されている場合を除く。)は、法令の規定にかかわらず右側部分にその全部又は一部をはみ出して通行することができる。
  • 車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下「前車」という。)の右側を通行しなければならない。ただし、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない。
  • 車両は、トンネル内の車両通行帯が設けられている道路の部分(道路標識等により追越しが禁止されているものを除く。)においては、他の車両を追い越すことができる。
  • 車両は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の車両(特定小型原動機付自転車等を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

誤っているのは、「前車が右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない」という記述です。
この問題は、追越しは原則として右側から行うという基本と、前車が右折しようとしているときの例外、そして追越しが禁止される場所を区別できるかがポイントです。道路交通法では、前の車が右折のために中央や右側端に寄っているときは、追越しそのものができないのではなく、その左側を通行しなければならないとされています。

選択肢1. 車両は、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路において、他の車両を追い越そうとするとき(道路の中央から右の部分(以下「右側部分」という。)を見とおすことができ、かつ、反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合に限るものとし、道路標識等により追越しのため右側部分にはみ出して通行することが禁止されている場合を除く。)は、法令の規定にかかわらず右側部分にその全部又は一部をはみ出して通行することができる。

これは正しいです。
道路交通法では、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路で、右側部分を見通すことができ、反対方向の交通を妨げるおそれがない場合には、追越しのために右側部分にはみ出して通行することができます。もちろん、道路標識や道路標示で禁止されているときはできません。問題文は、この内容に合っています。

選択肢2. 車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下「前車」という。)の右側を通行しなければならない。ただし、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない。

これは誤りです。
追越しは、たしかに原則として前車の右側を通ります。
しかし、前車が法令に従って右折するため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、追越しをしてはいけないのではなく、その左側を通行しなければならないとされています。問題文はここを間違えています。

選択肢3. 車両は、トンネル内の車両通行帯が設けられている道路の部分(道路標識等により追越しが禁止されているものを除く。)においては、他の車両を追い越すことができる。

これは正しいです。
道路交通法では、追越しが禁止される場所の一つとしてトンネルがありますが、これは車両通行帯が設けられている道路以外の道路の部分に限られています。
そのため、車両通行帯があるトンネル内で、しかも道路標識等で追越し禁止になっていない場合は、追越しができます。問題文の内容は法令に合っています。

選択肢4. 車両は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の車両(特定小型原動機付自転車等を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。

これは正しいです。
道路交通法では、優先道路にある交差点を除き交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分では、他の車両を追い越すために進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならないとされています。
また、条文では、ここでいう「他の車両」について特定小型原動機付自転車等を除くとされています。問題文はその内容に合っています。

まとめ

この問題では、前車が右折しようとしているときの追越し方法がいちばん大切です。
覚え方としては、
ふつうの追越しは右側から
前車が右折のため右に寄っているときは左側から
トンネルは原則注意だが、車両通行帯がある場合は例外がある
交差点の手前30メートル以内は追越し禁止
と整理すると分かりやすいです。

特に、「追い越してはならない」と「左側を通る」は似ているようで意味が大きく違うので、そこをしっかり区別して覚えることが大切です。

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02

この問題は、追越しの交通ルールについて問うものです。

選択肢1. 車両は、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路において、他の車両を追い越そうとするとき(道路の中央から右の部分(以下「右側部分」という。)を見とおすことができ、かつ、反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合に限るものとし、道路標識等により追越しのため右側部分にはみ出して通行することが禁止されている場合を除く。)は、法令の規定にかかわらず右側部分にその全部又は一部をはみ出して通行することができる。

正しいです。

本文のとおり、幅の狭い道路でも反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合には、右側にはみ出して追い越すことができます。

選択肢2. 車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下「前車」という。)の右側を通行しなければならない。ただし、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない。

誤りです。

後半の「ただし、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない」の部分が誤りです。この文のとおりの右折車がいる場合は、左側から追い越さなければなりません。

なお、前半の文は正しく、追い越しの際は原則右側から追い越さなければなりません。

選択肢3. 車両は、トンネル内の車両通行帯が設けられている道路の部分(道路標識等により追越しが禁止されているものを除く。)においては、他の車両を追い越すことができる。

正しいです。

車両通行帯がないトンネルは追い越し禁止ですが、車両通行帯があり、かつ追い越し禁止の道路標識等がなければ、追い越すことができます。

選択肢4. 車両は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の車両(特定小型原動機付自転車等を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。

正しいです。

交差点手前30m以内での追い越しは原則禁止されています。例外として、本文にもあるように優先道路を通行している場合であれば、交差点付近での追い越しは可能です。

まとめ

追い越しが可能な場面と追い越しが禁止されている場面を整理することがポイントです。

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03

この問題は、道路交通法における追越しの方法および追越し禁止場所について問うものです。

この法令では次の条文が重要です。

追越しの方法(道路交通法28条)

追越し禁止場所(道路交通法30条)

それぞれ細かく規定されておりますので

ポイントを押さえて覚えましょう。

選択肢1. 車両は、道路の中央から左の部分の幅員が6メートルに満たない道路において、他の車両を追い越そうとするとき(道路の中央から右の部分(以下「右側部分」という。)を見とおすことができ、かつ、反対の方向からの交通を妨げるおそれがない場合に限るものとし、道路標識等により追越しのため右側部分にはみ出して通行することが禁止されている場合を除く。)は、法令の規定にかかわらず右側部分にその全部又は一部をはみ出して通行することができる。

正しい

 

幅員6m未満の道路では、条件を満たせば右側部分にはみ出して追越しが可能です。

その条件とは、

 

見通しがきく

反対車線の交通を妨げない

追越し禁止標識がない

です。

 

設問の最後の「法令の規定にかかわらず…」とありますが、

この「法令の規定」とは、「道路の左側部分を通行しなければならない」という大原則(左側通行の原則)を指しています。
つまり、この一文は以下のような意味になります。
「本来、車は道路の左側を走らなきゃいけない(法令の規定)けれど、道が狭くて(6m未満)どうしても追い越せない時に限っては、そのルールにかかわらず、右側にはみ出して追い越してもいい」ということです。

選択肢2. 車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下「前車」という。)の右側を通行しなければならない。ただし、前車が法令の規定により右折をするため道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない。

誤り

 

前車が右折するために中央や右側に寄っているときは、その「左側」を通行して追い越さなければなりません。
通常、追い越しは右側から行うのが原則ですが、唯一の例外として

前車が右折しようとしている時

だけは、左側から追い越すことが義務付けられています。

設問では「前車が右折のため中央又は右側端に寄っているときは追越してはならない。」とあります。

よって、誤りです。
 

選択肢3. 車両は、トンネル内の車両通行帯が設けられている道路の部分(道路標識等により追越しが禁止されているものを除く。)においては、他の車両を追い越すことができる。

正しい

 

トンネル内では原則としてはトンネル内は追い越し禁止です。

しかし例外として、下記のように

車両通行帯がある

追越し禁止標識がない

この場合は 追越し可能です。

よって、正しいです。

 

 

選択肢4. 車両は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の車両(特定小型原動機付自転車等を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。

正しい

 

交差点の手前30m以内は追い越し禁止ですが、

自分が優先道路を通行している時に限り、その交差点内でも追い越しが可能です。

法令通りです。よって、正しいです。

まとめ

追い越しルールの重要ポイント

 

原則       ー 前車の右側を通る

例外(前車が右折) ー 前車の左側を通る(追い越してはいけない誤り

トンネル      ー 車両通行帯があれば追い越し可

交差点付近    ー 原則禁止だが、自分が優先道路なら追い越し可

 

他にも追い越し禁止の場所として

「坂道の頂上付近と急な下り坂」(急な上り坂は追い越し可)

「横断歩道や自転車横断帯」(これらは、側方を通過もダメ、つまり追い抜きも×)

「曲がり角」や「標識のある場所」「踏切とその30m手前」

などがあります。

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