運行管理者(貨物) 過去問
令和6年度 CBT
問23 (労働基準法関係 問6)

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問題

運行管理者(貨物)試験 令和6年度 CBT 問23(労働基準法関係 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

下表は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間の例を示したものであるが、このうち、連続運転の中断方法として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に適合しているものを2つ選びなさい。なお、解答にあたっては、下表に示された内容以外は考慮しないものとする。
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この過去問の解説 (3件)

01

改善基準告示では、連続運転時間は4時間を超えてはいけません。また、連続運転を区切るための中断は、1回がおおむね10分以上で、合計30分以上必要です。さらに、5分は「おおむね10分以上」とは認められません。

選択肢1. 解答選択肢の画像

これは誤りです。
前半は、30分・2時間・30分の合計3時間で、その間の休憩は10分と15分と10分で合計35分になるので、ここは区切ることができます。
しかし後半は、2時間・1時間30分・1時間の合計が4時間30分です。その間の休憩は15分と10分で合計25分しかありません。30分に足りないまま4時間を超えているので、基準に合いません。

選択肢2. 解答選択肢の画像

これは正しいです。
前半は、1時間・2時間・1時間の合計が4時間で、その間の休憩は15分・10分・15分で合計40分あるので、ここで区切ることができます。
後半は、1時間30分・1時間・30分の合計が3時間です。最後に5分休憩がありますが、この後の運転時間を全部合わせても4時間を超えていません。そのため、この例は基準に合っています。

選択肢3. 解答選択肢の画像

これは正しいです。
前半は、2時間・1時間30分・30分の合計が4時間で、その間の休憩は10分・10分・10分で合計30分です。したがって、ここで区切ることができます。
後半は、1時間・1時間・2時間の合計が4時間です。改善基準告示は4時間を超えないことを求めているので、4時間ちょうどで終わっているこの例は基準に合います。

選択肢4. 解答選択肢の画像

これは誤りです。
前半の休憩は10分・15分・5分で合計30分に見えますが、5分は「おおむね10分以上」とは認められません。
そのため、前半で有効に数えられる休憩は10分と15分の合計25分です。その状態で運転時間は、1時間・1時間30分・30分・1時間30分の合計4時間30分になります。有効な中断が30分に達しないまま4時間を超えているので、基準に合いません。

まとめ

この問題では、休憩の合計時間だけを見るのではなく、その休憩が有効に数えられるかを確認することが大切です。
特に、
連続運転時間は4時間を超えないこと
区切りに使う中断は1回がおおむね10分以上で、合計30分以上であること
5分は中断として認められないこと
を押さえると判断しやすくなります。

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02

この問題は連続運転の中断方法の解説です。
この問題は、トラックドライバーの「連続運転時間」と「休憩の取り方」のルールを

正確に理解しているかを問うものです。


連続運転についての重要ポイント
連続運転時間は、4時間を超えてはならない
中断(休憩)は、4時間以内、または4時間経過直後に、合計30分以上の運転の中断が必要。
10分ルールとは、中断は1回につき10分以上でなければならない(10分未満の休憩は、合計30分のカウントに含めることができない)。

選択肢1. 解答選択肢の画像

不適合

 

設問の表にある、「後半5マス」について

運転時間2h+1.5h+1hで4.5hに対して

休憩時間15分+10分で25分となっております。

運転時間が合計4時間を超えていますが、

休憩時間が30分に届いてません

よって、基準には適合しておりません

 

選択肢2. 解答選択肢の画像

適合

 

前半の6マス、

運転時間 1h+2h+1h=合計4時間

休憩時間 15分+10分+15分=40分 

前5マスを見ると足りないように思えますが、その直後に15分の休憩があるため、

合計30分以上の中断ルールをクリアしています。


後半5マス、

運転時間 1.5h+1h+0.5h=合計3時間

4時間を超えていないため、このままで問題ありません。

(※5分の休憩はカウントされませんが、そもそも4時間以内なので違反にはなりません)

 

その他、どの部分を切り抜いてみても、

基準には適合しております。

選択肢3. 解答選択肢の画像

適合

 

前半部分

運転時間 2h+1.5h+30分 = 合計4時間

休憩時間 10分×3回 = 30分。これは規定を満たしています。
後半部分

運転時間 1h+1h+2h=4時間。

休憩時間 10分+10分=20分ですが、

4時間に達したところで乗務終了(休息期間)に入ります。

勤務終了後の休みは当然30分以上あるため、これは適合とみなされます。

選択肢4. 解答選択肢の画像

不適合

 

前半部分において

運転時間 1h+1.5h+30分+1.5h = 合計4時間30分運転しています。
休憩時間 10分+15分+5分 = 30分ですが、5分は認められませんので25分です。
4時間を超えた時点で30分の中断ができていないため不適合です。

まとめ

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)についての

考え方と、勘違いしやすいポイントについてまとめます。

 

まず、連続4時間以上の運転は×

それをふまえ、各運転時間を加算し4時間の間に休憩30分を確認

運転合計が4時間超えの場合に間に30分以上の休憩があれば

しかし「5分休憩」などは、合計30分の計算に入れることができません

これを見つけたらその前後をよく確認してください。(5分を抜いて30分あれば〇です。)

また「4時間走る間に30分取らなければならない」と思われますが、

正確には「4時間経過した瞬間に、合計30分になるように残りの休憩を取ればOK」です。
この「4時間ジャストで休憩に入る」パターンは、試験でよく出ます。

同様に「4時間走って、そのまま仕事終わり」という場合も、

その後の休み(休息期間)で休憩したとみなされるため、適合になります。

 

 

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03

連続運転時間の基準について問うものです。

連続運転時間は4時間以内であることが定められています。

連続運転を中断するための条件として、1回がおおむね10分以上で、合計30分以上休憩等により運転を中断するです。

1回がおおむね10分以上とあることから、5分の休憩は運転の中断とみなされないことに注意が必要です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

不適合です。

連続運転が中断されたタイミングは、3回目、4回目の休憩となります。

4回目の休憩以降の運転時間を計算してみると、

2時間+1時間30分+1時間=4時間30分

となり、連続運転時間が4時間を超えているため不適合です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

適合しています。

連続運転が中断されたタイミングは、3回目、4回目の休憩となります。

連続運転時間が4時間を超える部分はないため、適合しています。

選択肢3. 解答選択肢の画像

適合しています。

連続運転が中断されたタイミングは、3回目、4回目の休憩となります。

連続運転時間が4時間を超える部分はないため、適合しています。

選択肢4. 解答選択肢の画像

不適合です。

連続運転が中断されたタイミングは、4回目の休憩となります。

3回目の休憩は5分であり、「おおむね10分以上」には該当しないため運転を中断した時間には含みません。

よって、4回目の休憩以前の連続運転時間を計算してみると、

1時間+1時間30分+30分+1時間30分=4時間30分

となり、連続運転時間が4時間を超えているため不適合です。

まとめ

以下の点を押さえておきましょう。

・連続運転時間:4時間以内

連続運転の中断:1回がおおむね10分以上で、合計30分以上運転の中断

・5分の運転の中断は上記の「おおむね10分以上」に該当しないため、運転の中断時間には含まれない。

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